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Ashes and Snow : ウィキペディア日本語版
Ashes and Snow
''Ashes and Snow'' は、カナダ出身のアーティスト、グレゴリー・コルベールGregory Colbert)が制作する写真、映像、書簡小説のインスタレーション。この作品展のために特別に造られた移動式建造物、ノマディック美術館を会場として、世界を巡回している。作品が目指すのは、人間と動物が共有する詩的な感性を探ること。作品展はこれまでに、ヴェネツィアニューヨークサンタモニカ東京メキシコシティで開催され、計1,000万人以上の鑑賞者を集めてきた。生きているアーティストの作品展としては史上最多の動員数を誇っている
'Ashes and Snow'' は、カナダ出身のアーティスト、グレゴリー・コルベールGregory Colbert)が制作する写真、映像、書簡小説のインスタレーション。この作品展のために特別に造られた移動式建造物、ノマディック美術館を会場として、世界を巡回している。作品が目指すのは、人間と動物が共有する詩的な感性を探ること。作品展はこれまでに、ヴェネツィアニューヨークサンタモニカ東京メキシコシティで開催され、計1,000万人以上の鑑賞者を集めてきた。生きているアーティストの作品展としては史上最多の動員数を誇っている
' は、カナダ出身のアーティスト、グレゴリー・コルベールGregory Colbert)が制作する写真、映像、書簡小説のインスタレーション。この作品展のために特別に造られた移動式建造物、ノマディック美術館を会場として、世界を巡回している。作品が目指すのは、人間と動物が共有する詩的な感性を探ること。作品展はこれまでに、ヴェネツィアニューヨークサンタモニカ東京メキシコシティで開催され、計1,000万人以上の鑑賞者を集めてきた。生きているアーティストの作品展としては史上最多の動員数を誇っている

== 作品紹介 ==
各地で開催される作品展は、毎回50点を超える大型ミックスメディア写真と3本の映像インスタレーションで構成されている。写真作品は、およそ3.5×2.5メートルの大きさで、特殊なプロセスで手作りの和紙に焼きつけられている。映像には、60分の35ミリ作品1本と''映像俳句''と呼ばれるショートフィルム2本がある。写真と映像のイメージには、コラージュや重ね焼きといった合成技術がいっさい使われていない。
映像は、詩的な情景を映し出すことに主眼を置いていて、ドキュメンタリーとは一線を画している。長編作品の''Ashes and Snow: The Film''は、2度のアカデミー賞受賞経験があるピエトロ・スカリアが編集を担当し、ナレーターを、ローレンス・フィッシュバーン(英語版)、エンリケ・ロシャ(スペイン語版)、渡辺謙(日本語版)、ジャンヌ・モロー(フランス語版)が務めた。今後、ポルトガル語、ロシア語、中国語、アラビア語、ドイツ語、イタリア語の吹替版制作も予定されている。音楽のコラボレーターには、、、、、ルーカス・フォス、、ヨハン・ヨハンソン、などが名を連ねている。
''Ashes and Snow''という名前は、作品展に流れる物語にちなんでいる。一人の男が1年にわたる旅路の間、妻に向けて365通の手紙を書いていくという小説作品で、その手紙からの抜粋が映像作品でも語られる。グレゴリー・コルベールの小説''Ashes and Snow: A Novel in Letters''(邦訳書:''ashes and snow 手紙で綴られた小説'')は、原書の第1版が2004年に出版された。
グレゴリー・コルベールは、1992年以来、インドミャンマースリランカエジプトドミニカエチオピアケニアトンガナミビア南極大陸などの地へ60回以上に及ぶ探検旅行を重ね、人間と動物のすばらしい交流を映像と写真に収めてきた。作品に登場する動物は、ゾウクジラマナティコシグロトキオオヅルイヌワシシロハヤブサツノサイチョウチーターヒョウリカオンカラカルヒヒオオカモシカミーアキャットテナガザルオランウータンイリエワニなど。また、人間の被写体には、ミャンマーの僧侶、トランス・ダンサー、サン族の人々、そのほか世界各地の土着の民族などが含まれている。これまでにコルベールがコラボレーションを実現させた動物は、130種以上に上っている。
''Ashes and Snow''は、2002年ヴェネツィアにあるで初めて開催され、批評家と一般客の両方から絶賛を浴びた。''ニューヨーク・タイムズ紙''のアラン・ライディングは、この作品展を次のように評した。「アースカラーの写真は、手作りの和紙に焼きつけられている。しかし、この作品の力は、それらのフォーマルな美しさもさることながら、むしろ鑑賞者を包み込む独特の雰囲気によって創り出されている。写真にはまったく説明書きがないのは、いつ、どこで、どのように撮影されたかなど、ほとんど重要性はないからだ。静寂と忍耐が時間を支配する世界を、我々はここでのぞき見ることができる」


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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